VPN料金の読み方

【2026年8月】NordVPNの料金は本当に月540円か|27か月契約と更新価格まで公式で確認した

広告この記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。リンク経由の購入で当サイトに紹介料が入りますが、順位や評価は紹介料の有無で変えていません。

「NordVPNが月540円なら、他より安いのでは」

そう思って公式サイトを開くと、購入ボタンの下に小さくこう書いてあります。

¥49,410 ¥14,580 最初の27か月。割引:初回価格と更新価格の比較。更新価格は¥21,960/年。

月540円は嘘ではありません。ただし「27か月ぶんを一括で14,580円払った場合の月割り」で、しかも初回契約のときだけの価格です。 更新後は年21,960円、月あたり1,830円になります。

それでも当サイトは、NordVPNを主要5社の総合1位にしています。 理由は料金ではありません。この記事では、公式ページで確認した料金の全体像と、それでも1位にした理由を書きます。

この記事の要点

  • 「月額540円」は27か月ぶんを一括前払い(14,580円)した場合の月割り
  • 更新後は年21,960円(月あたり1,830円)。初回の3.4倍。公式に明記されている
  • プランはベーシック/コンプリート/エリートの3つ
  • ノーログポリシーの第三者監査を6回受けている(PwC 2回・Deloitte 4回)。監査法人名と実施年を公式に公表
  • 同時接続10台。アカウント単位なのでサーバーを分ける必要がない
  • 運営はパナマ。30日間の返金保証あり

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NordVPNの料金:3プランの実際の支払い

公式の2年プラン表示で確認した値です。2026年8月26日時点。

NordVPNの3プランの料金。ベーシックは初回27か月14580円で更新21960円/年、コンプリートは18630円で34680円/年、エリートは26730円で45960円/年
上の青いバーが最初にまとめて払う額、下の赤いバーがその後の年額です。
プラン 表示月額 最初の27か月 更新後(年) 更新後(月あたり)
ベーシック 540円 14,580円 21,960円 1,830円
コンプリート 690円 18,630円 34,680円 2,890円
エリート 990円 26,730円 45,960円 3,830円

※消費税が適用される場合があります(公式表記)。

VPNとしての機能はどのプランでも同じです。 上位プランで増えるのは、ウイルス対策・パスワードマネージャー・1TBクラウドストレージ・ダークウェブ監視・固定IPといった付随サービスです。

VPNだけが目的なら、ベーシックで足ります。

「2年プラン」は27か月

公式ページの「2年プラン」の横には「+ 3か月延長」と書かれています。つまり実際の契約は27か月です。

これはおまけがついているということなので、利用者にとって不利な話ではありません。ただし比較するときは注意が必要です。14,580円 ÷ 27か月 = 540円であって、24で割った数字ではありません。他社と月額を並べるときは、分母がバラバラだということを頭に入れておいてください。

なお公式の期間セレクタによれば、1年プランは66%割引、1か月プランは0%割引です。1か月だけ試したい場合、NordVPNは割引が効きません。

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それでも当サイトが1位にした理由

料金だけを見れば、NordVPNは有利ではありません。更新後の月1,830円は、当サイトが調べた5社で最も高い金額です。

それでも1位にしたのは、次の1点です。

ノーログポリシーを、外部の監査法人が6回検証している

NordVPNのノーログポリシー第三者監査の履歴。2018年PwC、2020年PwC、2022年Deloitte、2023年Deloitte、2024年Deloitte、2025年Deloitte
監査法人名と実施年まで公表しているのは、当サイトが調べた5社でNordVPNだけでした。

公式の記載を引用します。

最初の2回はPricewaterhouseCoopers AG Switzerlandによって実施され、その後の審査(2023年の第4回審査、2024年の第5回審査、2025年の第6回審査を含む)はDeloitteによって実施されました。6回の審査すべてにおいて、当社は見事に合格しました。
(NordVPN公式「ノーログVPN」ページ・2026年8月26日確認)

「ログを取っていません」と書くだけなら、どのVPN会社にもできます。 VPNは通信をまるごと預ける道具なので、その主張が本当かどうかを利用者が確かめる手段があるかどうかは、料金より重い、というのが当サイトの判断です。

今回調べた5社のうち、監査法人名と実施年まで公式に出していたのはNordVPNだけでした。 MillenVPNはノーログポリシーを掲げていますが第三者監査の記載は確認できず、スイカVPNはノーログの明示自体を確認できませんでした。

なお当サイトは監査報告書の原本そのものは確認していません。 確認したのは「公式サイトにそう書かれている」というところまでです。

運営がパナマにある

公式はこう説明しています。

NordVPNはパナマを拠点に運営しています。パナマにはVPNプロバイダーに適用されるデータ保存法は存在しません。

通信ログの保存を法律で義務づけられている国に会社があると、ノーログを掲げていても限界があります。拠点がどこかは、ノーログの信頼性とセットで見る項目です。

同時接続10台をアカウント単位で使える

NordVPNは1契約で10台まで同時接続できる。スイカVPNは1サーバーにつき3台、MillenVPNはデバイス数無制限との比較
台数の数え方はサービスごとに違います。NordVPNはアカウント単位で10台です。

台数の「数え方」はサービスによって違います。 NordVPNはアカウント単位で10台なので、接続先のサーバーを分ける必要がありません。スイカVPNは「1サーバーにつき3台」という条件つきです。

家族のスマホ、テレビ、ゲーム機まで含めて保護したい場合、この差は料金差より効いてきます。

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NordVPNのデメリット(正直に書きます)

1. 更新後が5社で最も高い

月1,830円は、今回比較した5社で最高額です。 スイカVPNは更新後も878円、MillenVPNは1,045円、ExpressVPNは1,250円でした。

5年間の総額で計算すると、NordVPNは74,970円。MillenVPNの47,124円、スイカVPNの52,680円と比べると、22,000〜28,000円の差がつきます。

対策はあります。 更新の前に、公式でその時点のキャンペーン価格を確認して契約し直すか、乗り換えるかを決めることです。自動更新に任せたままにすると、一番高い価格を払い続けることになります。

2. 「2年プラン」の月額換算が27か月ベース

不利益ではありませんが、他社と月額を横並びにするときは分母が違うことに注意してください。

3. 1か月だけの利用には向かない

公式の期間セレクタによれば1か月プランは0%割引です。短期だけ使いたいなら、MillenVPNのワンタイムプラン(7日638円〜)やスイカVPNの1ヶ月プラン(1,097円)のほうが向いています。

4. 日本の会社ではない

日本語のサポートは提供されていますが、運営はパナマの会社です。消費税の扱いも「適用される場合があります」という表記になっています。日本の会社であることを重視するなら、スイカVPNやMillenVPNが候補になります。


30日間返金保証の使い方

NordVPNには30日間の返金保証があります。公式の説明はこうです。

すべてのプランには30日間の返金保証が付いているため、リスクなしでお試しいただけます。

VPNの速度と安定性は、契約者の回線・地域・時間帯・接続先で大きく変わります。記事の数字では判断できません。 契約したらすぐ、いつも使う端末といつもの時間帯で試してください。

この30日が、実質的な「試用期間」です。

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NordVPNの基本仕様

項目 内容
運営国 パナマ
サーバー 224以上のロケーション
同時接続 10台(アカウント単位)
ノーログ第三者監査 6回(PwC 2018・2020/Deloitte 2022〜2025)
キルスイッチ あり
返金保証 30日間
支払い クレジットカード・PayPal・暗号通貨ほか
最安プラン ベーシック 月540円(27か月14,580円)

他社と比べてどうか

比べる軸 NordVPN 他社との比較
契約時の月額 540円 MillenVPN 396円・Surfshark 388円のほうが安い
更新後の月額 1,830円 5社で最も高い(最安はスイカVPN 878円)
第三者監査 6回・監査法人名を公表 5社で唯一
同時接続 10台 MillenVPNは無制限、スイカVPNは1サーバー3台
サーバー 224以上のロケーション スイカVPNは45都市
日本語サポート あり スイカVPN・MillenVPNは日本の会社

料金で選ぶならNordVPNではありません。 安全性の根拠を自分で確認したい、台数が必要、という理由で選ぶサービスです。


この記事で検証していないこと

当サイトはNordVPNと契約していません。 次の項目は測定しておらず、この記事には書いていません。

  • 通信速度・接続の安定性。他サイトの「実測◯Mbps」も、その人の環境での測定値です
  • Netflixなど特定の動画配信サービスの視聴可否
  • 中国など通信規制の強い国での接続可否
  • 監査報告書の原本。確認したのは公式サイトの記載までです

速度は30日間の返金保証を使って、ご自身の回線で確かめてください。


よくある質問

Q. 月540円で使えるんですか?

27か月ぶんを一括で14,580円払えば、月あたりは540円です。毎月540円ずつ払う契約ではありません。 また更新後は年21,960円(月1,830円)に上がります。

Q. どのプランを選べばいいですか?

VPNだけが目的ならベーシックで足ります。 VPN機能は3プランとも同じです。ウイルス対策やパスワードマネージャー、クラウドストレージも一緒に使いたい場合だけコンプリート以上を検討してください。

Q. 更新のとき自動で引き落とされますか?

自動更新が基本です。更新前に価格を確認して、続けるか乗り換えるかを判断してください。 放置すると月1,830円で継続することになります。

Q. 何台まで使えますか?

10台です。 アカウント単位なので、接続先のサーバーを分ける必要はありません。

Q. 本当にログを取っていないんですか?

公式は、PwCとDeloitteによる第三者監査を6回受け、すべて合格したと公表しています。当サイトが確認できたのは「公式にそう書かれている」ところまでです。 ただし監査法人名と実施年を公表しているのは今回の5社でNordVPNだけでした。


まとめ

NordVPNは安いVPNではありません。

契約時の540円は27か月一括前払いの月割りで、更新後は月1,830円。5年で計算すると74,970円と、今回比較した5社で最も高くなります。

それでも当サイトが1位にしたのは、「ログを取っていない」という主張を、外部の監査法人が6回検証しているのが5社でここだけだったからです。 VPNは通信をまるごと預ける道具です。その主張を利用者が確かめられるかどうかは、月に数百円の差より重いと考えました。

同時接続10台をアカウント単位で使える点も、家族や複数端末をまとめたい人には効きます。

一方で、更新後の価格は必ず把握しておいてください。 自動更新に任せると、5社で最も高い月1,830円を払い続けることになります。更新前に一度、価格を確認する習慣をつけるだけで、この記事の差額は取り戻せます。

まず30日間の返金保証で、自分の回線での速度を確かめてください。 そこだけは記事では代われません。

※本記事の料金・仕様は2026年8月26日にNordVPN公式サイトおよび他社公式サイトで確認した内容です。キャンペーンや為替により変動します。契約前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。